同じモノをたくさん買うストック癖は病気?運気が悪くなる?

あなたはストックをするのが好きですか?

災害に備えて、食料やお水などをストックしたい!という気持ちは、正常です。誰でも考える普通の思考です。

また、数日以内に必ず消費する食料品をまとめ買いしておいておくのも、別にだれでもやることで、それほどおかしなことではありません。これらは「ストック癖」の中には入らないでしょうね。

わたしが思う「ストック癖」というのは、別になくても困らないのに「とにかく手元に置いておきたい!ないと不安で心が満たされない!」などという非常にモノに執着というか依存しちゃったような心理状態のことだと考えます。

ストック癖をもつ人は、どう考えても他人から見て、「そんなにたくさんいらないでしょ」って思えるほどのモノを、予備としてたくさん持っておきたいと思ってたくさんのモノを買っては、せっせとスペース一杯にしまい込んで安心感を満たしているのです。

ストックしたくなるモノは人によっていろいろです

かくいうわたしも、実はこれまで「ストック癖」の持ち主でした。
それも、変人ですみませんが、腐りもしない洋服や下着のストックが非常に大好きなのです。一度気に入った商品を見つけると、せっせと複数枚買っては後生大事にため込んでいたのです。

人によって、ストックしたいと考える物のツボは違うのですが、洋服のストック癖なんてあまり聞いたことがありません。気に入ったら色違いで買ってしまうというのはあるかもしれませんが、同じような洋服をたくさん買うなんて人はやっぱり変人だと考える人も多いでしょうね。

そんなお金があるなら、いろんな服を買えばいいじゃん!ってふつうは思うでしょう。

でもわたしにはわたしの言い分があります。なにしろ体型・容姿にお世辞にも恵まれていないわたしは、とにかく似合うと思える洋服に出会うのが至難の業なのです。

体系にピタリと合う服なんてそうそう見つからないし、肌も弱くまたちょっとでも着心地が悪いとすぐに着なくなる、さらにだらしがないのですぐ服にシミを付けるので服をすぐにダメにしてしまいます。なので、気に入った洋服はダメになっても、別の服を買うよりもまた同じ服が着たい!と考えるようになって、こんな癖がついてしまったのです。

ストック癖はストック病?病気?病院で治療を受けた方がいいの?

洋服にしろ何にしろ、ストックという発想がない人にとっては、なんてもったいない!お金の無駄!って思うでしょうし、人によっては信じられない!同じものをたくさん買って満足するなんて、病気?と考える人もいるようです。

でも、わたしがいうのもなんですが、ストック癖は別に、病気ではないと考えています。

ストックをして安心しているだけなら、単にその人の習性、性格なので、他人に迷惑をかけていなければ好きにさせておくべきです。他人が下手に「そんなの無駄!馬鹿でしょ」なんて言ったところでストック癖が身についている人は耳を傾けようとしません。

ただ、あまりにもストックの量が多すぎてゴミ屋敷寸前、とか、クレジットカードで借金をしまくってまでたくさんのものを買う、とまでいくと話は別です。ここまでいくとストック癖ではなくストック病と言えます。

ストック癖は今すぐ直すべき?

ストック癖は、いろんなものをストックすることによって安心感を得ているだけです。生活に支障が出るほどでもないのなら、治療しなければいけないというものではありません。

自分の人生なのですから、自分の好きなようにする権利があります。

でも、一方で、ストックすることにむなしさを感じ、やめたいと考えているのであれば、買うものの数を徐々に減らしていくことを考えてみた方がいいですね。

いくら新品のまま保存していても、モノって劣化していきます。本当に使い切れるの?と一度冷静になってみるのもいいかもしれません。

同じストックを買いまくってもゴミになる可能性が高い

さて、洋服のストックを買うのが大好きだった変人のわたしですが、それで実際にストックをすべて使う機会ってあったと思いますか?

・・・実は、ストックをいくら買い込んでいても、実際に使ったのって、次の2枚目まででした。3枚目以降は今まで着用したことがありません。

なぜなら、いくら同じものを着るのが大好きなわたしでさえ、3枚目を着るまでに必ず飽きるからです。いくら着心地がよくて気に入っていたのでも、飽きてくると着てもそんなにテンション上がらなくなります。

ストックを買った当初は、まだそのものに対して新鮮な気持ちを感じているのでたくさん買いたくなるのですが、時間が経過すれば、どんなに気に入ったものでも必ず飽きがくるので、新鮮な気持ちを感じている時にたくさん買うのは危険です。

そして、3つめを使う頃には、お店でもっといいものが見つかる可能性も高いです。そんな時に、たくさんのストックを抱えていたら、もったいなくて新しい気に入った新鮮なものを買うのに躊躇しますし、最悪の場合これまで大事に持ってきたストックを全捨てする羽目になります。

これは洋服に限った話ではありません。どんなモノでも同じ事です。

さらに、年齢や体質、好みの変化といった状況も必ず発生します。人間は常に変化していきますので、いつまでも同じ状況ではいられないし、したがってそれによってその状況に応じて持つものも変わっていきます。

同じストックをたくさん持つのは、ある意味現状にしがみついて、変化を恐れている心理の表れとも言えますね。

次はまたもっといいものが買える!と思えないので、今あるものにしがみつく。そんな意識をもっていると、モノだけでなくあらゆることでも停滞してよい運気が巡ってこなくなってしまいそうです(・_・;)

ストックをするのは現状や未来に不安がある!ストック癖は不安な将来を引き寄せる!

モノに執着してため込み、ストックするのは次にまたいいものが買えなくなるという不安からくるのです。

そして、困ったことに、ストックをこれだけ買ったから満足!というのはありません。買えば買うほど、もっともっと!足りない!と欠乏感が出てしまうのです・・・。

なくなるのが心配、汚れるのが心配。だからストックを持って豊かな状況にあるように見えるのですが、でも実はそんな心理状態って、とっても不自由です。

そんなたっくさんのストック、1つなくなっただけでも、とっても不満になるのです。整理整頓していて、あれ?**個あったはずなのに、**個しかない・・・。おかしいな・・・。イライラ・・また買わなきゃ・・・。なんて過ごす時間、とても無駄ですよね(;´Д`)

どう考えても、一生でそのストックを使い切ることはないし、いつかはその膨大なストック達を断捨離して捨てる決心をします。

そして、たとえいらなくなったものだとしても、捨てる時って非常に心が痛みます。

もしも他の人が買っていればすぐに有効活用されて、モノとして充実した生涯を終えていたはずなのに、自分のところにお嫁に来させられたせいで、暗いところにすっと閉じ込められてしまっていた挙句、いらなくなったからと新品のまま捨てられる。人に使ってもらうために生まれてきたのに、モノに感情があれば非常に悲しいと思うと思うんですよね。

まるで、その暗いところで停滞しているモノと、モノをそんなふうに扱う人がリンクしてしまっているような気がしてしまうんです。

わたしは、もうふりきって、ストック癖はやめることができました。ストックして安心するより、ストックしない心の自由の方がはるかに幸せになれるんですよ。